2週目

投影法の分類と概要

1. 投影法の基本
• 平行投影法
• 投影線が平行である場合の投影法。
• 中心投影法
• 投影線が視点と呼ばれる一点から放射状に伸びる投影法。
• 直角投影法
• 投影面に対して投影線が垂直に入射する投影法。正投影法と軸測投影法に分類される。
• 斜投影法
• 投影線が平行であり、投影面に対して斜めに入射する投影法。
• 正投影法
• 品物の正面を投影面と平行に配置し、直角に投影する方法。第一角法と第三角法に分類される。
2. 正投影法
• 正面
• 品物の特徴を最もよく表す面を正面といい、正面を投影面に平行に配置して描く方法を正投影法と呼ぶ。
• 第三角法と第一角法
• 第一角法：投影面が物体の背後にある。
• 第三角法：投影面が物体の前面にある。
• 図の配置
• 第一角図：正面図、平面図。
• 第三角図：正面図、平面図、右側面図など。
3. 第三角図
• ガラス箱の展開
• ガラス箱に品物を投影し、その展開図として第三角図が決まる。
• 各方向からの投影図（正面図、平面図、右側面図など）を用いて品物の形状を正確に表す。
• 投影図の省略
• 必要に応じて、正面図、平面図、右側面図の3つだけで十分な場合もある。
• 対称性の高い品物は2つの投影図で十分なこともある。
• 品物の形状を最もよく表す面を選び、省略可能な部分は省略して最小限の数で表す。

課題

• 教科書 p.34 掲載の課題７
• 図(a)、(d)、(f)において、第三角法で3つの投影図を表現する。見えない部分は隠れ線として細い破線で描く。

この2週目の授業内容では、特に投影法の分類と各投影法の特徴について学びました。特に第三角法について詳細に説明されており、実際の製図においてどのように投影図を描くかが重要なポイントとして挙げられています。