まとめ
投影法の分類と特徴
- 軸側投影法
- 等角投影図
- 3つの辺の成す角がすべて等しい120°で描かれる。
- 立体的に表現するために使用される。
- 二等角投影図
- 2つの辺の成す角が等しい。
- 不等角投影図
- 3つの辺の成す角がすべて異なる。
- 等角図
- 等角投影図を実際の長さで描いた図。
- 描きやすく、等角図から実長を測定できる特徴がある。
- 斜投影法
- キャビネット図
- 奥行きのある辺を実長の半分で描く。
- カバリエ図
- 45°で投影する際に用いられる。
- 正面を投影面に平行に置いて斜めに投影する方法。
- テクニカルイラストレーション
- 組み立て図やカタログの説明図に用いられる立体図。
- 等角図またはキャビネット図を用いることが推奨されている。
製作図の描き方
- 線の用法
- 外形線:品物の見える部分を表す線。
- かくれ線:見えない部分を表す線。
- 寸法線:寸法を記入する線。
- 中心線:対称部分の中心を表す線。
- 破断線:品物の一部を破ったときの境界を示す線。
- 描き方の基本方針
- 品物の特徴や機能が最もよくわかる面を正面図に選ぶ。
- 可能な限り、補足図を省略して図を少なくする。
- 隠れ線を使わないようにする。
- 特別な理由がない限り、品物を横長に配置して描く。
- 無駄な図形を描かず、効率的に製図する。
- 特殊な投影法と図示法
- 局部投影図
- 補助投影図
- 回転図示
- 平面の図示
- ローレット・金網などの図示
- 中間部の省略
- 繰り返し図形の省略
- 対称図形の省略
課題
- 教科書 p.34 掲載の課題9
- 第三角法で描いた投影図を等角図に描き直す。
- 各辺の寸法は比率が概ね合っていれば良い。
- 円の部分は外接する正方形を描き、その内側に楕円として描く。
この3週目の授業内容では、軸側投影法や斜投影法、製作図の描き方など、より実践的な製図技術について学びました。特に、等角図やキャビネット図の描き方について詳細に説明され、実際の製作図の描き方の基本方針が強調されています。
確認問題リスト1リスト2リスト3
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修正前資料開く
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